
ネタバレ注意:2期1〜3話の内容を扱っているよ。ヨウタの告白とミキの反応、ミナトとモモカの関係、コユキの反応まで触れる。まだ見ていないなら、しっしっ! 先に見てきて!
✦ 2期の放送日程
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この四人は、好きな気持ちがなくて、事がこじれているのではない。むしろ気持ちが生まれてから、お互いにもっと難しく接し始める。コユキは今の楽な関係を壊したくないし、ミキは古い友達の告白に、同じ気持ちで答えられない。
ミナトはコユキと近づきたいのに、モモカにはっきり線を引けず、ヨウタは断られたあとも、ミキが気まずくならないように、普段どおりに過ごそうとする。気持ちを隠す理由が四人とも違うというのが、『氷の城壁』の面白さだ。
✦ 四人のMBTI解釈
ファンコミュニティの分類基準
ファンの性格タイプコミュニティの分類をもとに見ると、コユキはINFP 4w5、ミキはESFP 7w8、ミナトはENFJ 7w6、ヨウタはISFJ 9w1と読める。
ヨウタはESFJと見る解釈もあるけれど、この記事では、静かな気配りをこつこつ積み重ねる姿に焦点を合わせて、ISFJで見ていくよ。
コユキ INFP 4w5、気持ちに気づいても簡単に出せない人
✦ 四人のエニアグラム解釈
ファンコミュニティの分類基準
コユキは、ミナトが好きだという事実に気づいても、その気持ちをすぐに行動に移せない。二人はすでに近づいていて、今の距離も嫌ではないから。
告白して気まずくなったり、今みたいに楽に話しかけられない仲になったりするのが怖くて、むしろこのままのほうがいいと、自分を説得する。でも、気持ちを隠したからといって、気持ちまでおとなしく静まるわけではない。
ミナトがモモカと付き合っているという話が聞こえてくると、コユキは何でもないふりをしようとするけれど、自分が選ばなかった結果が目の前に現れると、ようやくためらいの代償を実感する。
INFPの特徴をコユキに探すなら、他人が決めた答えより、自分の中で起きる感情と意味を大事にするという点が見える。
エニアグラムの4w5は、「私は誰で、私の気持ちは何か」を深く掘り下げながらも、その内面を簡単には見せない。コユキは、ミナトが好きだけれど、その気持ちを外に出した瞬間、関係が変わりうるということまで考えてしまう。
感情がわからないのではなく、意味をつけすぎてしまうから、一歩を踏み出しにくいのだ。
ミキ ESFP 7w8、明るい顔の裏で自分の気持ちを整理する人
ミキは、かつて学校のアイドルのように注目された人物だ。人々のあいだで自然に溶け込んで、雰囲気を明るくすることに慣れているけれど、他人が好きなミキの姿と、自分の本当の気持ちが、いつも一致するわけではない。
ヨウタが長いあいだ抱いてきた気持ちを告白したときも、ミキは彼を大切に思いながらも、恋愛感情では答えられないと感じる。問題は、断ること自体より、そのあとだ。
友達だったヨウタに、また普段どおりに接しようとしても、心の片隅が落ち着かないし、前のように笑って流すのも簡単ではない。
ESFP 7w8で読むと、ミキは人と直接ぶつかりながら雰囲気をつくっていく能力があって、不快な感情の中に長く閉じこもるより、また日常に戻ろうとする力もある。でも、明るくて器用な人が、自分の気持ちまでいつも簡単にわかるわけではない。
「学校のアイドル」のような特別なイメージに慣れているから、自分が本当に何を望んでいるのか悩む瞬間は、むしろ見慣れないかもしれない。
ミキは、みんなに愛されたいというより、他人をがっかりさせたくない気持ちと、自分の感情に正直になりたい気持ちのあいだで、迷っているように見える。
ミナト ENFJ 7w6、人と親しくなるのは上手でも、自分の気持ちは遅く決める人
ミナトは、コユキが築いた壁を恐れずに近づいてきた人だ。声をかけて、一緒に時間を過ごして、二人が少しずつ近づく機会をつくる。ENFJらしい魅力は、相手が一人で残らないように、関係の扉を先に開けてあげるところにある。
ところが、他人に近づく能力と、自分の恋愛感情を整理する能力は、同じではないから。ミナトは、コユキのそばにいたいのに、モモカの気持ちをはっきり断れず、結局モモカと付き合う仲になる。
ここで7w6の面が出てくる。7番の傾向は、息苦しくてつらい状況に長くとどまるより、可能性を開けておく方向で、6番のウイングは、関係と周りの反応を意識させる。
ミナトは、誰とでも楽に話せるように見えるけれど、いざ自分が望む関係を選んで、ほかの可能性を整理しなければならない瞬間には、ためらう。みんなと仲良くしようとする態度が、いつもいい結果につながるわけではない。
はっきりした答えを先延ばしにしたせいで、コユキもモモカも、それぞれ違う期待を抱くことになったから。
ヨウタ ISFJ 9w1、断られても相手を先に気づかう人
ヨウタは、四人の中でいちばん静かで穏やかなほうだ。長いあいだミキを好きだったけれど、その気持ちを伝えるのは簡単ではなかっただろう。結局、告白して断られたあとも、彼はミキが自分を気まずく思わないかと気にして、二人がまた普段どおりに過ごせるよう努める。
好きな人に気持ちを伝えたというだけで勇敢な選択だけれど、そのあとも相手が楽なように雰囲気を合わせようとするところに、ヨウタの性向がよく表れている。
ISFJ 9w1で読むと、ヨウタは、小さな変化を覚えていて、言葉より、こつこつした行動で人を気づかう人物だ。9w1は、関係の平穏を守ろうとする気持ちと、「相手に迷惑をかけてはいけない」という基準が、一緒に働きやすい。
だからヨウタは、自分が傷ついたという事実より、ミキが気まずそうにしている姿を先に気にする。ただ、気づかいが深いほど、自分の感情を後回しにしやすいという弱点もある。
断られた気持ちまで自分で整理して、何事もなかったように笑わなければならないと考えるなら、それは優しさの代償が大きくなりすぎる話だ。
四人の気持ちはなぜすれ違い続けるのか
✦ 二つの関係の流れ
2期1〜3話基準
コユキはミナトへの気持ちに気づいても、今の距離を守ろうとして、ミキはヨウタの告白を断ったあと、友達関係を元に戻そうとする。
ミナトは、コユキのほうへ行きたい気持ちと、モモカを押しのけられない態度のあいだで、方向をつかめずにいて、ヨウタは、ミキに断られたあとも、みんなが気まずくならないように、自分を調整する。
四人とも、誰かを気づかうけれど、その気づかいが、自分の気持ちを正直に言えなくさせている状況だ。
ファンが、いちばんもどかしく思いながらも愛着を持つ人物は、ミナトだ。人々の距離を縮めるのが上手な人が、肝心の自分の気持ちを整理できなくて、何人もの人を曖昧な位置に置いてしまうから。ヨウタにも、気持ちがたくさん向かう。
告白という大きな勇気を出したあとも、相手が気まずく思わないかと、自分の傷を先に隠そうとするから。ミキが同じ気持ちで答えられなかったのは悪いことではないし、コユキが怖がる気持ちも理解できる。
ただ、誰かを気づかうという理由で自分の気持ちを隠し続けると、結局は、相手が察してくれるのを待つことになってしまう。言わなくても、相手が自分の気持ちをすべてわかってくれることを願うのは…たいてい、悲しい結果や、がっかりする結果につながる。
現実でもね。
✦ 四人が守りたいもの
それぞれ守りたいものが違う
だから『氷の城壁』の四人は、誰一人、簡単に悪い人としてまとめられない。それぞれ守りたいものが違うだけだ。
コユキは今の関係を、ミキは友達を失わない方法を、ミナトは人々とつながる可能性を、ヨウタはみんなが楽な雰囲気を、守ろうとする。
でも、関係がもう一歩進むには、気持ちを隠す技術と同じくらい、正直に言ったときに変わる状況を引き受ける勇気も、必要になるのだろう。
今回はここまでにするよ。また会おう。
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