この作品をよく知らない人のために先に言っておくと、前作の『サイバーパンク: エッジランナーズ』は、2022年にNetflixで配信されて大きな話題になった作品だよ。
冷酷なナイトシティで生き残ろうとするデイビッド・マルティネスと、ハッカーのルーシーの物語だね。激しいアクションと悲劇的な結末で、今でもファンのあいだで名作として語られているよ。
(よくあるクリシェみたいに、最後にデイビッドが突然覚醒して全部終わらせるんじゃないかと思ってたんだ。まさかあんな結末になるなんて…ちょっと意外だったよ)
まず数字で確認しよう。アニメ専門メディアのAnime Cornerが行ったアンケートで、『サイバーパンク: エッジランナーズ2』は16.42%の得票率で1位になったよ。
✦ 秋の期待作ランキングTOP3
7,601人の投票結果
『薬屋のひとりごと』第3期が15.16%でわずかに続いて、『アオのハコ』第2期が6.29%で3位だった。
9月9日から24日まで行われたこの投票には、合計7,601人が参加した。1位と2位の差が1.26ポイントしかなかったことを考えると、本当にギリギリの勝負だったわけだね。
✦ エッジランナーズ2の基本情報
配信日から監督まで
この作品は、Netflixで10月20日に配信される予定だよ。ポーランドのゲーム会社CD PROJEKT REDと、日本のアニメ制作会社TRIGGERが一緒に制作を担当していて、原作ゲーム『サイバーパンク2077』の世界観を共有する続編だね。
ただ、ここで一つ確認しておきたいことがあるんだ。今回の作品は、前作の主人公だったデイビッドとルーシーの物語をそのまま続ける続編じゃない。ナイトシティを舞台に、まったく新しい人物たちを描く独立したアンソロジー形式なんだよ。
(デイビッドとルーシー、本当に魅力的だったのにな…ちょっと残念だね)
✦ 新しい主人公たち
デイビッドとルーシーはいないけれど
新しい主人公たちの顔ぶれも面白いよ。一人は「ウィーク」という人物で、かつては名を馳せたサイバーパンクの伝説だったけど、今は体にクロームのインプラントひとつ入れずに生きていくしかない立場にいる。
華やかだった過去と、みすぼらしくなった今のあいだで、自分の存在理由をもう一度探していく旅を描くキャラクターらしいよ。
もう一人の主人公、ロマン・カラックスは、みんなが映画の代わりにブレインダンス(他人の記憶や感覚をそのまま体験する未来型のコンテンツ)にはまってしまった街で、それでも映画のようなちゃんとした本物の物語を探し歩く映画好きとして紹介されているよ。
✦ 声優陣
英語版と日本語版
声優陣も発表されたよ。ウィーク・キングズリー役は、英語版がクランシー・ブラウン、日本語版が利根健太朗が担当している。
ロマン・カラックス役は、英語版がヴァレリア・ロドリゲス、日本語版が寺澤百花だよ。
今シーズンも前作と同じ全10話の構成だって。だから、ボリューム面ではそんなに戸惑わなさそうだね。
✦ 前作と今作の雰囲気
スペクタクルから人物中心へ
作品の雰囲気も、前作とは少し違いそうだね。前作がマイケル・ベイの映画みたいに派手なアクションとスペクタクル中心だったとすると、今回はマーティン・スコセッシ監督の映画のように、もっと人物中心で影のある雰囲気を目指しているらしい。
公式の紹介文も印象的だったよ。「暴力がスポットライトになる街に、残る問いはひとつ。世界が派手なスペクタクルに目をくらまされたとき、あなたの物語に意味を持たせるには、いったいどこまで行かなければならないのか」という文だった。
演出を担当する五十嵐海監督は、前作の第6話にストーリーボード作家として参加した人物で、今回の作品で正式に監督デビューすることになったという点も、注目しておく価値があるよ。
✦ 期待が集まる理由
前作の遺産と、新しい物語
それなら、この作品はどうしてこれほど圧倒的に期待されているのかな。前作が残した遺産が決定的だったと思う。
2022年に配信された前作『サイバーパンク: エッジランナーズ』は、クランチロール・アニメ・アワードでアニメ・オブ・ザ・イヤーを受賞して、放送後には実際にたくさんの新規プレイヤーがゲーム『サイバーパンク2077』に流れ込む現象まで起こした。
アニメがゲームの売上を実際に押し上げた、数少ない成功例として挙げられる作品なんだ。
同じ世界観を共有しながら、まったく違う人物と物語で勝負するという設定そのものも、魅力的なところだと思う。
前作のファンにとっては、おなじみのナイトシティの雰囲気をそのまま感じながら、デイビッドとルーシーの物語に縛られない、まったく新しい話を楽しめるということだからね。
それに、『薬屋のひとりごと』第3期のように、すでにしっかりした原作ファン層を持つ作品と僅差で1位を争ったという事実そのものが、この作品への新たな期待の大きさを示す指標だと思う。
実を言うと、ファンコミュニティの反応が最初からずっと好意的だったわけじゃないんだ。
デイビッドとルーシーの物語があまりに強烈に完結していたから、続編の知らせが最初に出たときは、「わざわざ新しい人物にする必要があったのかな」という残念そうな反応も少なくなかったんだよ。
でも、トレーラーが公開されて、ウィークとロマン・カラックスという二人の物語が少しずつ見えてくると、空気は確実に期待のほうに傾いたと思う。
もちろん、この作品が前作ほどの影響力を生み出せるかどうかは、まだ慎重に見守りたいところだね。主人公がまるごと入れ替わるアンソロジー形式は、ファンの感情移入をゼロから積み直さないといけないというリスクがあるから。
それでも、TRIGGERならではの個性的な演出と、CD PROJEKT REDの世界観がまた出会うというだけで、この作品を今年の秋にいちばん先に見る候補に決めたよ。
10月20日、ナイトシティがまたどんな物語を聞かせてくれるのか、今からもう気になるよ。♡
今回はここまでにするよ。また会おう。
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